戌夜のランナー

テレビにらめっこ世代のランニング備忘録

タグ:エア柴又2016

ここ数年、大阪マラソンの当否結果は、マイページを活用している。
ブログのネタ的に落選メールのハードコピーを取ることはあっても、基本はマイページだ。
理由は勿論、あの忌々しいメールの件名「落選結果のお知らせ」で当落を知るのを避けるため。

・・・と、ここまで書いて、いや待てよ?やっぱドキドキしたいからマイページは我慢して、メールを待つスタイルだったっけ??
四十も半ばを過ぎると、記憶力なんてそんなもんである(笑)


と言う事で、今朝10時過ぎに大阪マラソンのマイページにアクセス。
マイページのそれは、メールとは真逆で、よーく読んでいかないとわからない立て付けになっていて、落選者への配慮が感じられる仕上がりになっていました。。。


元々あいの土山を走るつもりだったし、別に良いもんねーーだ!
なんて・・・強がりの1つくらいは言わせてください、あー腹立つー



と・・・やんわりと大阪マラソンの落選をお伝えしたところで、
エア柴又レポのラスト。

えっ?まだ何かあんの???

って話なんだけど、1つだけ出したくても出せないテーマが残ってたんですよ。
エア柴又の要件の1つ「大切なものを持って走る」ってヤツね。


大切なもの・・・
ぱっと思いついたのが、息子が書いてくれたパパへのメッセージ。
でも、なーんかベタなのと、何かの拍子で無くしたり、自分の汗でぐちゃぐちゃになるのもアレなんで却下。
いっぺん家族とか息子から離れて、何かないかなーと思って、最終的に持って走ったのがコレ

20160529223723331
わかります?
ほら、左手に持ってるでしょ?
あら、わかんない?
じゃー、ググっと拡大。
ビデオカメラ
そうビデオカメラ。

ウルトラと言えば、
「そう言えば丹後もビデオ撮ったよなー」
なんて思い出して、エア柴又を走った軌跡を動画で残して、その思い出が「大切なもの」になるんじゃないかと思って。


と言う事で、

僕の大切なものは、エア柴又を走ったという思い出です!(キリッ

ってメッセージと同時に、その動画をアップしようと思ってた
・・・・んだけど、


動画って、どうやって顔隠せば良いの???


写真なら、ちょちょいで済む話が、動画になった途端やり方わっかんねー!
って事で、この間隙間時間で調べたり編集したり・・・

途中、もうお蔵入りで良いかな?なんて本気で思った。
それくらモザイク処理めんどいw
でも、やって行くにつれ、コツなんかが分かって来て、何とか最後まで編集することができ、やーーっと公開できる運びとなった次第。


ただ・・・
なんせ動画編集レベルが低く、撮った動画を繋げることくらいしかできないんで、その辺はご了承いただきたくw


ロボッチの言葉を借りると「時間ドロボー」になる可能性大ですが、お暇な方がいらっしゃいましたら、観てやってください。
過去のレポとあわせて観ていただければ、少しは楽しくなるかもー(笑)


エア柴又2016 by りょうた その1


エア柴又2016 by りょうた その2 


エア柴又2016 by りょうた その3 



エア柴又レポ・・・これでホントにおしまいです(笑)

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僕のエア柴又は一段落。
そして、先週の土曜日。
ごえもんがエアを走るというので、その応援に行ってきた。


彼のブログには、こう記されていた。

10km 桜ノ宮駅
12km 毛馬の閘門
15km 常翔学園
20km 近畿道
25km 枚方ポンプ

15km地点の常翔学園が、ウチからも近いしタイミング的にも良さげ。
早速、ごえに通過時間を聞いてみる。


りょ 「常翔学園って何時頃通過予定?行けたら応援行く」

ごえ 「ほんまですか!キロ7なんで4:45前後の予定です!」



よ、4時45分・・・( ̄▽ ̄;)


そっか、日中の暑い時間帯を避けるため、彼も3時スタートするとか言ってたな。
常翔学園は、近いと言っても走ってだとウチから40分以上はかかる。
4:45となると・・・3時半起き(ノ∀`)
起きれる自信もないので、 「話半分で」と伝えておいた(笑)



でもって、
3時50分起床。
数回スヌーズのやりとりがあったのは言わずもかな(笑)


この時間から走って行くと100%間に合わないし、そもそも足も痛いしで、移動手段をチャリンコと決めてそそくさと準備をして、
4時20分出発!(`・ω・´)

チャリでも常翔学園までは8キロ以上あるからね。
頑張って、


漕いで


漕いで 


小出


小出


小出水ちゃうで!w



ってな、ちょっと懐かしいネタを織り交ぜつつ・・・
現地着は4:48


土手の上でしばらく待っていると、ランナー2名の人影が見え・・・ん?ぐわぁT??
駆け寄ってみると・・・ごえもんと、応援に来ていたハマーさんでした^^
image


差し入れの麦茶を差し出すと、すかさずお返しにジャイアントカプリコを頂くw
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そして、すぐ食べる(笑)


ハマーさんに、「このままゴールまで伴走ですか?」とか聞きながら(笑)3人で上流に向けて走る。
聞いておきながら、「ええ、そうなんですよ、分かります?」とか返事されたら、マジでひっくり返る所だったが、普通に「いやいや・・・」ってリアクションでほっとした(笑)

そのハマーさんはすぐに「仕事があるんで」という事で離脱され、後はごえもんとランデブー
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ごえ 「一緒に牛丼食べて行きません?」

おお、良いねぇ~
でも・・・


すき屋なんでしょ?←吉野家派w


って理由ではなく(笑)、勿論そうしたいのは山々だけど、そろそろ家に戻らんといかんからね・・・(´・ω・`)

枚方手前まで伴走して、ごえもんを見送る。

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朝日に向かって走るごえちゃん、かっちょえー


さぁ、戻るべ。
途中、

2016-06-04-06-03-56

自撮りしたり

2016-06-04-06-04-00

空の写真撮ったりしながら家に帰りましたとさ。


ごえちゃん、完走おめでとう!

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今週末はいよいよリアル柴又100kが実施されますね!
エア柴又を含め、出走される皆さん、気合を入れて頑張ってきてください!


さて、
レポも終わったところで、最後に総括というか雑感のようなものを書いておきます。


■エアレースとの出会い

僕がはじめてけんいちさんの存在を知ったのは、去年のチャレ富士へ参戦する道中だったと思う。
一緒に同行していたあやたさんから、エアレースというのをやってる人が居て、実際に大会には参加しないけど、その大会の同じ日の同じ時間にスタートして、その大会の名物エイドなんかも自分で用意して、それを途中で食べてと、要するに可能な限り実物の大会に似せて走るのが「エア」で、それを一人でやっている人が居て、アレキさんと一緒に注目してる。そして、今回「エアチャレ富士」ってのーを画策していて、吉田のうどんとかも用意してる・・・なんて話を聞いて、確かにそれはオモロイなーなんて思ったのがきっかけ。

チャレ富士は、僕にとってはじめてのウルトラで、フルでさえキツイのにその2.5倍の距離を走るなんて!と、行く前から不安で仕方なかったのに、その100kmという距離をエイドや沿道の声援もなく一人ぼっちで走りきるなんて、「けんいちスゲーぜ!」とその時は思った。そして、蓋を開けたら小雨が降っただけでDNFしていて、ズコーだったのも良い思い出(笑)

あと、その時のコース図が未だに脳裏に焼きついている。
エアチャレ富士
※けんいちさんのブログより無断転載(^^;



当時はひっそりとされていましたが、1年が経過して今回は50名もの参加者が集う一大イベントになりました。
ノリで参加された方も居ると思いますが、僕も含め多くの参加者は、「いつか自分エアレース走ってみたい!」って思ってたんじゃないですかね?


■エアレースの醍醐味

紆余曲折があり、30キロ×2⇒60キロ1本と決まったのが、出走日の1週間前。
まず、コースを決めない事には何もはじまらない。
アレやコレやと考えている時に気づいた。
このコース設定こそがエアレースの肝であり、ここの匙加減1つで面白くもなり、単調にもなると。
ポイントは、

如何にホンモノに近づけるか?
そして、アレンジするか?

リアルのポイントは抑えつつ、エアをより面白くするために何をするかを考える。
これぞ、エアレースの醍醐味!


具体的にはこんな感じで考えていった。

先ず戦いの舞台を選定する。
今回は柴又100Kのエアなので河川敷は外せない。
なるべく柴又に近づけるとなると、江戸川に近しい川になるので、ウチからだと淀川か大和川が妥当。
大和川は馴染みが浅く、試走してる時間も無いため、今回は淀川を舞台にする事を決めた。

次にコース。
リアル柴又は折り返しの行って来いコース。
大会だとランナー同士ですれ違って楽しいが、エアでぼっちで走る事を考えると単調になるため、折り返しはなるべく避けたい。
という事で、対岸に渡って淀川をぐるり一周するコースにした。
エア柴又ルート
これだと、ワンウェイになるし、普段行かない対岸側を走るため、目新しさも得られる。

そして名物エイド。
柴又100Kのサイトからは「特産品」と記されたエイドが3箇所ある事は分かったが、それが何かは分からなかった。
ので、去年のチャレ富士の「のべさんエイド」しかり、丹後での「ぐわぁエイド」しかり、ウルトラのエイドと言えば「牛丼」と相場が(僕の中では)決まっていたりするので、コースの何処かで牛丼を食べようと思った。
牛丼は吉野家派な僕。どうせ食べるなら吉野屋が良いので、コース沿いにある吉野屋を調べた。
image
このためだけに「牛丼マップ」なるアプリをダウンロードした(笑)


最後にハテナエイド
チャレ富士に習って、ラスト1/5地点にハテナエイドを置こうと思った。
エアは自作自演なので、ハテナもクソも無いんだけど、これはブログ上の演出で、レポを読んでくれる方に「どんなエイドになるかお楽しみ~」と言う“ハテナ”を提供するのが目的。
だったんだけど、サトさんがサプライズでハテナエイドを提供してくれたw
あと、行程が若干押し気味だったため、今回は実行しなかった。
次回、またエアレースでウルトラを走る機会があればやってみようと思う。


こんな感じで、あーでもないこーでもないと言いながら、自分だけのオリジナル大会概要を組み立てていく過程が楽しいのだ。
60k走れる事がもう少し早く決まっていれば、もっと色々考える事が出来たのになーとは思うけど、短期間でソコソコのプランが立てれたとも思う。


■そしてレースへ

レースは自分が立てた計画をプレイヤーとしてなぞって行く行程。
机上では想定しなかった色んな事が起きる。

薄々気づいてはいたが、今回はトイレの計画が甘かった。
と言うより、殆ど手付かずな状態だった。
案の定、深夜のオフィス街で三途の川を見る羽目になった(ノ∀`)

嬉しい誤算もあった。
みんなが応援に来てくれた。
これは本当に心強かったし力になった。朝早くから、みんな本当にありがとう!


この応援について、エアに限ってはサプライズよりも事前告知が良いと思った。
「あそこまで行くと○○さんが待っててくれる」
これを知ってるだけで、そこを励みに頑張れる。
 
また、行程が遅れたり、DNFになったりと、計画通りに行かない事だってある。
そんな時、事前に応援に行くよーと言ってくれている人に連絡が出来る。
事前に分かっていると、持ってきて欲しいものなんかを依頼することだってできる。

このように色んなメリットがあるので、応援する側の人は遠慮せず「行くよー」と言ってあげれば良い。



以上、
エアレースに初参加した記念に、とりとめのない話をダラダラと書いてみたw


最後に、
けんいちさん、エアレース楽しかったよ!ありがとう!
完走イラスト楽しみにしています(^ー^

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ゴール後。
GPSの記録写真を撮ろうとするも・・・

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おいっ! メッセージ邪魔ww

「電子残量低下」のメッセージがド真ん中に出て、距離&時間の写真が撮れない (´Д`;)
一度GPS切って、再表示させたら表示できたけど、その時の残量がナント「残り1%」!
 
もし、あと1キロって所で息絶えてたら・・・・って事を想像したらゾッとした。
いつぞやの暗峠を越えて50km走った時も、8時間で電池切れした事を考えると、もう1年以上使って電池も劣化してる中、7時間半良く動いてくれたなーと。


写真も撮ったし、速報を入れる前に、家にゴールした旨を伝えることにする。


りょ 「もしもしー、今ゴールしt

嫁 「ちょっと!何でこんなに遅いん??(怒)(怒)(怒)」


ゴールしていきなり修羅場キタコレwww


って、何故にこうなった?
今日は午前中一杯はOKな筈だったんじゃ??


 さかのぼる事、昨日の夜。
何気なしに

りょ 「明日は10時半頃には戻って来れるかなー」

と言ったのが全てのはじまり。

僕の言う10時半は「ゴールする時間」の事だったんだけど、
嫁が認識した10時半は「家に帰宅する時間」の事だった・・・

この認識の相違で、嫁は予定してた段取りが狂ってご立腹、、、と。

アイヤー 
ニホンゴ、ムヅカシ、アルヨ!


とにかく、こうなったら、何を言っても同じなので、
「想定よりも距離が長かった」
「11時半頃には帰る」と伝え電話を切る。


ゴールして晴れやかだった気分は、もう過去のもの。。。(´・ω・`)


何だか煮え切らない気持ちで、地下鉄に乗って帰宅し、
急いでシャワー浴びたり、洗濯したりで一通りのやる事を終わらせ、
ばぁちゃん家で待っていた家族と合流。

そして・・・


この後の家族サービスのキツイことと言ったらもう(ノ∀`)


「60キロ」の疲労に「2時起き」が上乗せされて、夕方には立っている事そのものが難儀な状態に。
普段は「アンタが好きにやってる事やろ?」と突き放す嫁も、流石に見かねたのか、


大会でもないのに何で60キロも走るんよ?ワケ分からん!(`ε´)


とブツブツ言いながらも、最後は気遣ってくれました。
まぁ、それがごくごく一般的な意見と思うし、そこで


だって、それがエアレースなんやもん!ヽ(`Д´)ノ


と言い返したところで、何の説明にもならないどころか、話が余計にややこしくなるだけので、黙ってますがね(笑)



と言うところで、僕のエア柴又のレポはこの辺で終わりにしようと思います。
長々とおつきあい、ありがとうございました。


レポは以上ですが、最後に総括と言うか雑感と言うか・・・そんな記事を上げようと思います(^^)

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今日の体重:
75.75kg

40km地点。サトさんエイドを8時45分頃出発。
8時過ぎに到着したから、30分以上滞在してたことになる。

 
長居し過ぎw


枚方大橋を渡ってからは、少しペースを上げてキロ6を切るペースでしばらく走る。
5キロ程走って、休憩がてら歩きを入れつつLINEを見たら、


んん??

今度はごえもんが豊里で待ってくれてるとのこと。
しかも、「そろそろ撤収するから15分で来てくれ」、っておいw


しかし、今の場所から豊里までは未だ10km以上離れている。
15分どころか1時間でも無理w
・・・なので、一旦ごえの事は忘れて(笑)淡々と走る



この日はベストな気候で、朝からずっと曇り空だったため、
走り易い事この上なかった。


しかし・・・
流石に50kmも走ると疲労出てくるし、気温も高くなってきたため発汗が凄い。
当然、ペースの維持が厳しくなって来る。
ペースを落とし、時折歩きも入れながら先を進む。


そして、10時になろうという頃、
豊里に到着。
ごえもんは既に撤収済・・・・・・ではなく、自慢のお尻をプリンと出して待っていてくれた。

image


りょ 「朝早いから応援無理って言うとったやん」
 
ごえ 「寝坊して、この辺ウロウロ走ってましたw」


こちらもジェルなんかを差し入れという事で出してくれた。
でも、枚方でみんなから持てないくらい色んなモノ頂いたし、既に56キロまで来てた事もあって、お気持ちだけ頂いておきました。
結局ココでは10分程しゃべって、

りょ 「んだら、そろそろ行くわなー」

image


走り去る後姿を撮ってくれていた。
ごえちゃん、ありがとね。



さぁ、残すは4キロ。
体力的にも完走は見えたし、後は余力を余すことなく走りきるのみ。
グッとペースを上げてラストスパート!。
キロ5を切って、4分台で突っ走る。



赤川鉄橋を超えて、毛馬こうもんに到着。
淀川に別れを告げ、大川に入る。
 

丁度ウォーキングの団体が居たりで、ペースが落ちるも今更タイム云々って話でもない。
流れに任せて走る他なかった。


そして、59キロのラップがGPSから告げられる。

あと1キロ。

エア柴又にゴールゲートはない。
最後は数値のカウントダウンを見守りながら走るのだ。
 
GPSを距離が表示されているページに切り替え、
小数以下の数値を横目でチラチラ見ながら進む。



走り慣れた大川沿いの景色を見て、「帰って来たなー」という感情。
 


7時間半という時間に、「意外と早かったなー」という感覚。

 

そして、「今回は応援に随分助けられたなー」というほっこりした気持ち。



そんな想いに包まれながら、桜ノ宮の駅を超え、
丁度帝国ホテル向かいのビーチを過ぎたあたりでガーミンが60キロを知らせた。


7時間36分1秒。


僕のエア柴又が終わった。








そして、


ココからが本当のウルトラの始まりだった。


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今日の体重:
75.30kg

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