戌夜のランナー

テレビにらめっこ世代のランニング備忘録

タグ:さが桜マラソン2017

激沈上等!ファイト!!

37キロ過ぎ、白いTシャツの男性ランナーに声をかけて貰った。
「Tシャツかっこいいのに、ダメじゃないですか~」
と、いじられる(笑)

ですよねw

良し、じゃー行きますか!!!
なんつって、空元気を出してしばし彼と並走。
そして100m程走って「頑張って!」と、見送る・・・
つもりが、


あれれ??


2017-03-27-10-21-58
こいつ・・・動くぞ・・・


もう終わったと思っていた僕の体が息を吹き返した!?
「ウルトラに復活はある」は聞いたことあるけど、


うっそーん、フルにも復活ってあるん?(笑)


良くわからないけど、とにかく動くようになったので、
声をかけてくれた彼と、そのまま会話をしながら走る。


彼は八王子から参戦してること。
この後、飛騨高山にエントリーしていること。
ウルトラと言えば、僕の仲間に「丹後、丹後」とうるさいのが居ましてねぇ、ええ・・・みたいなことを言いかけたこと(笑)←言ってないw
走りながら、色んな話をした。


沿道のブラスバンドの奏でる曲を大声で歌ったり、
この後のレースの話をしたり・・・
とにかく、一緒に走っていて楽しかった


ラップタイムも、気づけば5分前半にまで回復。
撃沈して途方が暮れていたのが嘘のようだった。



しばらく行くと、
明らかにゾンビになってるじぇーてぃーさんを発見w

この景色を見るのは何回目だろう?

じぇーてぃーさんは、競走馬で言うと「ツインターボ」と被る。
とにかく逃げ、とことん逃げ
凄まじいスピードで、序盤から飛ばしまくって逃げまくる
「ヤバイ、このまま行ってまうんちゃうか!?」
と、思わせつつ←買ってないw
結局、最終コーナーを回る頃には、馬群に飲み込まれる・・・
と、ここまでが様式美(笑)

そんなじぇーてぃーさんに声を掛けたら
「両脚攣った~」
と、元気な・・・いや、泣きそうな声が返ってきた(笑)


白Tの彼とランデブーは続く
この後は、

コーラエイドで盛り上がり、
プチブラックモンブランエイドでテンションMAX!


結局、彼とはゴールまで一緒だった。
競技場に入り最後の直線。
もう、そこには「笑顔」しかなかった。

手つなぎゴール・・・とまでは行かなかったが、彼と同タイムでゴール。


3時間34分12秒


もう、彼には感謝の2文字しかない。
あそこで声を掛けて貰えなかったら、間違いなくこの記録は無かっただろうし、
さが桜マラソンの一番の盛り上がりポイント「多布施川河畔」を、
全く堪能することなく、ただ下を向いたままゴールしていたと思う。
そして何より、ラスト5キロが楽しくって仕方がなかった!
本当に、ありがとうございました。

彼との出会いが「奇跡」ならば、もう1つ奇跡が起きた。
記録証をもう一度良くみてみる・・・


2017-03-19-13-55-27
なかなか、狙いたくても狙えないよね?(笑)


最後に、
大会関係者、ボランティア、スタッフ、沿道で応援してくれた方、私設エイド、さが桜マラソンに携わった全ての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。
初参戦でしたが、また来たい、また走りたいと思える素晴らしい大会でした。

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35キロを通過。

2:53:59 - 26:20(514ペース)

この後、応援隊が居るんだよなー

現地まで足を運んで応援に来てくれた方々には、ほんと頭が下がります。
ベストを尽くしている時は、これ以上ない程に力が貰える応援隊。
しかし、撃沈してる今は、もう・・・

情けないやら何やらで、
どんな顔をして通り過ぎりゃいいのやらヽ(TдT)ノ


なので、こっそり通り抜けて後から
35キロあたりで探したんやけど、全然気づかんかったわ!!(すっとぼけ
って作戦にしちゃおっかな・・・


そして、
直線の向こーーーの方にkinさんのバナナを確認(笑)

あかんw

あのバナナの認識性を持ってして「気づかんかった」は無いわw
返す刀で「うそつけ!」言われてしまうwww


でも、まぁ、いっぺんチャレンジしてみようと、
応援隊の前で、息を殺してすぅ~っと通過を試みる。。。
も、


あっさり見つかるw
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「コラ!ちゃんと走らんかい!」とお叱りを受けw
照れ隠しでいちびりながら、応援隊の前を通過・・・
(応援隊の皆様、ありがとうございました!)


後は、もう、完全に消化試合。
さが桜の「ラスボス」の坂をやっつけて、桜並木の多布施川河畔へ

この頃には、キロ6も超えてジョグになっていた。
と、何の前触れもなくいきなり


両ハムが攣ったw


ちょwww てか、何でなん??
スピードも出してないのに、わけわからん!(怒)

イキナリやら、痛いやら、腹立つやら、でしばし悶絶
そして、ペースは更に落ちてLSDレベルに・・・


それでも、攣りが一段落してから、ひと足掻き。
エイドに梅干しがあったので、食べてみたり、
かぶり水をお願いしたり・・・

そうそう!かぶり水だけど事前の情報では
「学生ボランティアがガンガンかけまくって、靴びちゃびちゃなるで!」
って話だったので、給水所のカップの水を自分でかけてたけど、
実は全然そんな事はなく、
「首筋にお願いしま~す」
って言うと、ちゃんと首筋にかけてくれる、素晴らしいサービスだった。
次回以降のマメ知識として、一応掲載しておく。


そんなこんなをしながらも、一向にペースは上がらず
「次に抜かれるのは、ねむねむさんかなー。」
そんな事を考えていたら、後ろから


激沈上等!ファイト!!


ねむねむさんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
と思ったら、ねむねむさんではなく、白いTシャツを来た男性ランナーだった。

この男性が、まさに「救世主」となるのだが・・・
長くなったので、その話は次回にでも

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吉野ヶ里を出ると、そこは追い風区間。
と、その前に吉野ヶ里の出口にあるエイドで、やってみようと思ってた『ウォークブレイク』を入れてみる。


水を飲みながらテクテクテク・・・






よーわからんw



ウォークブレイク・・・良いんだか、悪いんだか??
てか、逆にリズムをブッた切っちゃった気がしないでもない。
・・・けど、まぁエエよ。
なんせ、ココからは追い風のボーナスステージだからね(ウシシ


良し!(`・ω・´)


気合い一発!また走り始める。

追い風区間でやることは、先ずは向かい風で背負った借金を帳消しにすること。
30キロまでは、448ペースで行こうと決める。


そして、25キロのラップタイム!



2:02:11 - 25:00(平均458ペース)



ファッ!
25分台てwww


と、一瞬思ったけど
そういえば『ウォークブレイク』を入れてた事を忘れてた。
アレで30秒程はロスしてるから・・・
実質は24分30秒ってトコか??


とまぁ、この辺はそんな事を考える余裕はあったものの、
流石に25キロを過ぎると、普通に疲労の度合いが色濃くなり



急激に走れなくなった(死)



追い風の筈なんだけど、全く風を感じない状態。。。


暑い・・・・

とにかく、暑くて死にそう!(;´ρ`)


ホントに追い風なのかよ!?
と思って、コース横の幟を確認してみたら、
パッタパタ追い風ではためいている・・・


吉野ヶ里からスタートした脳内チャンスマーチ
ジョックロックからはじまり、
獣王(ベイス)
ヴィクトリー(PL学園)
を経由し、最終的には何故か
T岡田(チャンスVer)
になっていたw


そうやって、必死で自分を鼓舞してみるも
暑さには勝てず、ボーッとしてくる始末・・・


いや、でも、チャンテでテンション上げるのは良いね!
コレがなかったら、もっと手前で撃沈してたかも。


そして、ココは戻りのスライド区間でもある。
いしきちさん、ねむねむさん、THさん、ミー、きんきん
あたりは覚えてる。ごえちゃんどうたっけ?
朝「10キロで止めるー」って言ってたきんきんが、
意外に元気に走ってたのでホッとした。


僕の方は、暑さでフラフラになりながら、
どうにかこうにか30キロ地点に到達



2:27:38 - 25:27(平均505ペース)



ホントは24分台で来たかったけど・・・
てか、これだと普段と変わらねぇじゃねーかww


最後まで諦めない!!
と踏ん張る程に練習も積んでないし、暑さでそんなテンションも無かった。
キロ5維持も厳しく「終戦かな?」って思ったのも事実。


代わりに、ハマーさんがすぐ背後まで迫っていることを、
30キロ過ぎのプチスライド区間で知る。


ハマーさん、大阪城練習会でも凄く良い走りをしていて、
「今回、最低でも35分は切ってくる、
ひょっとしたら、ひょっとしちゃうかもよ??」
なんて話を、朝の電車の中できんきんにも話をしていた。


スライドでの感じは、カナリ元気そうだったし、
まだ脚が残っていれば、十分3.5狙える!

もす!

って、背中を叩かれるのを今か今かと待つ・・・
も、



コネ━━━━━('A`)━━━━━━!!!!



てか、曲がり角にある曲面鏡とかで、
すぐ後ろに居るのチラチラ見えてるんだけど、
ナカナカ抜いてくれないのね?(´・ω・`)

結局、34キロだったか?
坂道を登りきった後の下りで、ハマーさんが横に並ぶのを待って


りょ 「どう?まだ残ってる??」

ハマ 「残ってる!」

りょ 「チャンス!まだグロスで狙える!行っとこ!」

ハナ 「もすっ!」



最後の「もす」は脚色したけど(笑)、
とにかくそんな会話をしてハマーさんに先に行ってもらった。


小さくなって行くハマーさんの背中を見送りながら

まだ8キロ以上あるじゃねーか・・・orz

と、この先のことを考える。
この暑さの中、残りゲージ「ゼロ」の状態で8キロ??


リームーw


ぶっちゃけ・・・
もう、止めたくて仕方がなかった ( ;つД`)


止めたくて仕方ないのに・・・


この先、
ブログ村応援隊が待ち構えていると言う事実(ノ∀`)


どんな顔して通りすぎりゃ良いんだよ・・・

さが桜レポのつづき


ブログ村応援隊を過ぎると、田園風景を東へ

ここから先22キロの吉野ヶ里まで向かい風って予報だったんだけど、
スタートの時、一緒に並んでたヨッチさんが
「違う違う、北の風だ!」
って、自信満々で言い張るので、それを信じて横風を期待したんだけど、

やっぱり向かい風だった(笑)


その向かい風の中、450キープだけを考えて淡々と走る。
15キロのラップが


1:12:50 - 24:20(平均452ペース)


向かい風と分かってても、微妙にこぼれてるのが気になる。
まだ15キロにも関わらず、まぁまぁな疲労感。


最後まで持つ気しねー


心拍は、10キロ手前からずーっと170を超えている。
でも、今更後に引けないし。。。
 
軽く悲壮感を感じてるところに、私設なのかな?
イチゴを配っているエイドがあったので、苦し紛れに取ってみた。
したら、


うめぇ!(゚∀゚ )

 
大粒のいちごが甘いわ、美味しいわで一気に元気になった!


ちょっと落ちて来たけど、できうるギリギリの所で粘る。
そして、20キロのラップ


1:37:10 - 24:20(平均452ペース)


向かい風なりに、よく耐えてると思った。

スライド区間に入り、突如ノースリのぐわぁTが目の前に現れた!
慌てて
「ぐわぁTファイト!」
って声を掛けたら
「あざーす」
と返ってきた。
一瞬「誰?」って思ったけど、ノースリ、そしてあのスピード!
間違いない!シャー(千葉)さんだ!
すげーな、こんなトコまで来てたんだ←おまいう

その後、だいぶ空いてサブ3ペーサーとスライド。
更にしばらく空いて、サトさんとスライド
「どう?」
と声を掛けたら
「順調」
って返ってきた。
サブ3ペーサーから、そこそこ空いてたから心配したけど、ホッとした。


次はおぐらさんだが、スライドしないまま、折り返しの吉野ヶ里公園に入って行く。

向かい風の中、良く辛抱できた・・・と、とりあえず自分を褒めた。


公園の中に、白いトランポリンのような丘があって、
子供たちが楽しそうに遊んでるのが見えた。

もう3年程前になるのかな?
博多旅行で海の中道に行ったのを思い出した。
あの時も、息子が大喜びで白い丘で遊んでいたなー

・・・そんな事を考えてたら、
肝心の遺跡にまで気がまわらなかった(笑)



吉野ヶ里を折り返すと・・・来た道を戻る。
という事は?


そう!


待ちに待った追い風区間だ!(゚∀゚)



コースはフラット!
そしてゴールまで追い風あるのみ!!



ガハハ!
これはイケてしまいましたわwwww


良し!ココから畳みかけろ!!
脳内にジョックロックを奏で、追い風区間に備えた。

さが桜マラソンレポのつづき


まず今回の戦術のおさらい。
事前の天気予報では、気温がグングン上がって20度を超えるとの事。
実際、当日の天気は雲一つない日本晴れ。
スタートの前の段階で、既に10度を超えていて「これは暑くなるぞ!」という感じ。

って事で、今回は
「涼しい時間帯に突っこんで、あとはひたすら耐える・・・」
という、馬で言う「逃げ」の走りをやってみようと。
普段やってるソレとは真逆で、僕にしてはチャレンジそのものなんだけど、
タマにはこんなレースも良いよね??


って事で、
プレイボーーール!


ロスタイムは39秒。
Bブロックにしてはマズマズか?

スーッと前へ出て行く、おぐらさんとじぇーてぃーさんに別れを告げ・・・

えっ?
キロ5厳守を宣言していたじぇーてぃーさん??

って、大体そんな気がしていたので、驚きもしませんが(笑)、
とにかく単独走開始。


kinさんから事前に「スタート遅い人多いよー。」と聞いてたんだけど、
まさにそんな感じで結構な壁があったけど、
1キロ程走ればそれなりに走れるように。


コースは佐賀県庁の周りをぐるっと回って、来た道を戻るんだけど、
丁度その途中に5キロのポイントがある。


これまでレースの時は、5キロの自動ラップにしてた。
ガーミンって、ちょっとだけ距離短く計測するって特性あるでしょ?
そうしておくことで、5キロの手前で「ピロリ~♪」って鳴ってくれて
「お!もうすぐマット来るな!」
って心の準備ができるから(笑)

でも、今回は手動ラップにセットした。
正確性を重視したかったからなんだけど、
手動にすると、終盤必死こいて走ってると、
押し忘れちゃうのよね・・・


ともあれ、5キロを迎え最初のラップタイムをポチっとなー


23:47


ちょ、ちょっと速すぎるか?(・∀・;)
24分チョイで行く予定が、ちょっと突っ込み過ぎた(笑)
でも、端から行くって意味ではコレで良いと思って、
そのままのペースを維持する事に。

ペースは落とさないんだけど、落ちてくれないのは心拍数。
最初からずっと160台。
そこそこのペースになってるから高いのも仕方ないんだけど、
それにしても高過ぎる。

せめて、150台に落とさなきゃ・・・
って心とは裏腹に、心拍はグングン上昇し、


順調に170台を突破!\(^o^)/



ぶっちゃけ・・・
この時点で今日は無理かな?って思った(笑(早っ!


けど!けどよ?
今日は慣れない事をしてるワケやん?
この後、走りが落ち着くと共に、心拍も落ちてくる・・・・
なーんて事がある・・・かも知れんやん??

ここでペースを落とせば、そりゃー心拍も下がるだろうけど、
それだと、折角の突っ込みチャレンジが無駄になってしまう。

だから、ココは落とさない!(`・ω・´)
ペース優先で行ったれー

で、
迎えた10キロ地点でポチっとなー


24:02


おお、エエやんエエやん
その調子で行こうぜ!(心拍170のままやけどww)


そして
確か、11キロ過ぎに応援隊がスタンバってる筈・・・

イタ!w

遠目からでも、明らかにソレとわかるバナナが視界に入る(笑)
噂には聞いていたが、kinさんのバナナ分かりやすすぎーw

2017-03-23-14-42-31
ノリノリでハイタッチ!

まだまだ気持ちは元気です。

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■~5km
23:47(516 444 447 436 438)
HR: 162(174)

■~10km
24:02(437 448 447 451 453)
HR: 170(176)

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