戌夜のランナー

テレビにらめっこ世代のランニング備忘録

2014年12月

気づけば大晦日。
今年もあっと言う間の1年でした。

ざっと振り返ると、
今年はこの言葉からはじまりました。


「その1秒を削り出せ!」


今年箱根駅伝を総合優勝した東洋大学の選手達が、腕に書き記していたこのフレーズ。どこぞの左巻きの審査員が決めた流行語大賞よりも、こっちの方が余程大賞にふさわしいと思うけどなー。


走る方ですが、

1月 大阪ハーフ 1時間49分台
3月 篠山マラソン 3時間56分台(初サブ4)

と、ハーフ、フル共に自己ベストを更新!
特に篠山は、目標だったサブ4を達成し、ゴールした時はえらく感動しました。また、その先大会予定が無かっただけに、来シーズンもまたサブ4を狙いになるのか?一歩進んでサブ3.5狙いになるのか?の分岐点でもあり、非常に意味のあるサブ4でした

4月以降も休む事なく、毎月200km前後走って迎えた秋のレース

11月 淀川マラソン 3時間50分台
11月 川西一庫ハーフ 1時間44分台

両レース共トレーニングの位置付けでありながらも自己ベスト更新!と、非常に順調な滑り出しだったんですが、その後、風邪をこじらせて肺炎になり入院・・・。
そして、

12月 奈良マラソン 4時間

3週間弱のランオフ後、ぶっつけ本番で臨んだ奈良は、サブ4陥落となったものの、体力の落ち具合の確認が出来たり、初めて「ファンラン」的なスタンスで走れたりと、非常に収穫のあったレースでした。

こんな感じで、ほぼ全てのレースで自己ベストを更新できたり、撃沈レースも無かった2014年。非常に充実した1年だったと思います。(まぁ、この辺まではみんな順調に伸びるんでしょうけどね。^^; )


最後に、というかいつもそうなんですが、やはり「走らせて貰えてる」ってーのは大きいなと。未だ子供も小さい中、早朝とは言え1時間~2時間、自分の時間が貰えてるのはありがたいです。ホント、感謝です。

そして、今年は最後に体壊してしまったのが悔しい・・・。無理しなきゃいけない事があったとはいえ、やはり体調管理だけは自己責任だし、体壊すと当然走れませんしね。この辺は大いに反省して、次年度以降極力体を壊さないよう、意識してやっていきたいと思います。


今年1年、お疲れさん!

 

2014-12-27-23-49-39

GARMIN 620J 買いました。

早速、使い始めてみましたが・・・ぶっちゃけ、戸惑いの連続ですわ(苦笑
出来る事が沢山あるので、それを把握する所からスタート。


当然おぼつかない(笑


まぁ、その辺の細かい「壁」の詳細は追々話していくとして、今回は購入に至るまでの経緯なんかを書いてみます。


去年の秋ごろだったかな?
GARMIN620/220が出て、「これの日本語版が出たら買おうかなー。」とかぼんやり思ってました。

んで、今年の確か4月ごろに620J, 220Jがリリース。
とりあえず様子見してると、620Jの挙動が(610と比較して)何かおかしいみたいな報告が上がってたりして、落ち着くまで待つしかないなと。

そうこうしてる間に、EPSONからSF-810が出た!
胸バンド不要で心拍(脈拍)が計れ、それでいて20時間稼働というすぐれもの。
ステキ!ステキ過ぎる!!
一気にSF-810が購入候補筆頭に躍り出る!(笑

ただ、これもイキナリ購入は怖いので、とりあえず購入者の使用感が上がってくるのを待つ。
利用者の声は「おおむね良好」なものが多かったが、一部に心拍がきちんと計測できないとの声。
個人差があるのは仕方が無いとして、自分は大丈夫なのか?と心配になる。

と、EPSONのGPSレンタルサービスってのがあって、そこにSF-810も含まれてるというので、申込んでみる。ちなみに有料2,000円(購入時QUOカードにて返金)
試着してみた所、脈拍計測は全くもって問題なしという結論。
じゃー、これで決まり!・・・と行かないのがGPS選びの難しいところ。
試走により良い所はもちろん、「イケテナイ」所も見えてしまう。
液晶の見辛さと管理画面(NEO RUN)の使い勝手の2点がシックリ来ない。

さぁ、困った。
時計本体は本当に良い製品だが、やはりトータルで見ないと・・・。
そんな感じで振り出しに戻りました。てか、


選択肢1個増えた(笑


シックリ来ない点はあったが、脈拍が問題無いとわかったし、何れウルトラを走るとなるとEPSON SF-810は捨てがたい。
一方で、GPSトップシェアを誇るGARMINの製品を一度は手にしたいという想いもあり、620J、220Jを諦めるのも・・・
こんな感じで、ナカナカ決められない日々が続く。


話ちょっと飛んで、
『そもそも何故この時期にGPSリプレースなのか?』
コレに関しては、意外にも「円安でGARMIN値上げするんじゃね?」という懸念から。
APPLEなんかはスグに値上げするからね。値下げはしないけど。

まぁ、値上げすると決まったワケでなし、何の根拠もないんだけど、ただ状況的に無くもない事だし、もし値上げが決まってからだと、在庫争奪戦とか色々面倒な事になるの嫌だし、そうなったらなったでまたGPSのリプレース見送りに・・・・とか思ってたら、今が代えどきなんかなーって。
深読みし過ぎでしょ?(笑)わかってます。わかっちゃいるけど、考えてしまったもんしょうがない。


話戻して、このままだと堂々巡りで絶対決められないと思ったのね。
こう言う時はケツを決めるしか方法が無いので、
よし!じゃー善は急げで今日決めてポチろう!
って事だけ決めたんですよ。


絶対今日ポチるとなったら、人って否応にも決めにかかるんですわな。
こう言う時は、

『最重要視する機能』

これを決めます。逆に要らない機能を列挙しはじめると結論には至らないし、至ったとしても、満足度低めになります。
分かり易く言うと、

「あー、あの要らないって判断した機能、やっぱ欲しかったなー。」
⇒後悔

「あー、この機能無くても良かったなー。」
⇒ま、別に良いかで済ませる。

こう言う事です。
まぁ、その重要視する機能が絞れないから困ってるんですが(笑)、とにかく何を最重要視するか考えた。1日考えた。
その結果、


データ


という結論に至った。
GPSウォッチの本質って何よ?って考えた時、ランニング中の状態をモニタしたり、走った結果を分析したり・・・だよね?

ペース、心拍、走った軌跡、天気や気温、使用したシューズ、メモ、等々・・・それって全部データであり、自分の状態を客観視できる数少ない手段なんですよね。

専属コーチが付いて、フォーム修正して貰えたり、スケジュールを立ててくれたりするわけでなし・・・。これらは基本的にすべて自分で試行錯誤してやらなきゃいけない。となると、判断材料として取得できるデータは1つでも多い方が良い

その時のランは二度とないわけで、後からピッチや心拍数知りたいとか言っても取れてなかったら無理なわけですよ。じゃー、その瞬間の可能な限り沢山の情報が取れる方が良い。そのデータを活用する、しないは二の次。とりあえず沢山のデータを取る事が大事。


データ・・・


最も取得できるデータ項目が多い機種・・・



ランニングダイナミクス



前述のように上下動や接地時間のデータが蓄積されていった時、長いスパンで比較すると見えないものが見えてくるかもしれないし、VO2MAXの値だって正値なものかはさておき、その時の状態や成長度合いの目安の1つになる事は間違いないわけで、そう言う意味でもやっぱGARMIN 620Jかなー・・・気が変わらないうちに「ポチッ!」 みたいな(笑)。

もちろん、人それぞれ考え方があるだろうし、「んなもん、要らねー!」って意見も沢山見受けましたので、あくまで個人的な見解としてこうなった・・・と言うお話でありましたー。


■最近のラン
12月15日(月) ランオフ
12月16日(火) ランオフ
12月17日(水) ジョグ(8km)
12月18日(木) ランオフ
12月19日(金) ランオフ
12月20日(土) ジョグ(8km)
12月21日(日) ジョグ(9km)
12月22日(月) ランオフ
12月23日(火) ジョグ(10km 坂道)

奈良マラソンの翌日。
有休を取っていたので、アクティブレストって意味で、朝からプールに行ってみました。地元のおじいさん、おばあさんと一緒に2時間程水中ウォーキング(笑)フル走った後でも、プールだと楽に運動できるし、脚も冷えて一石二鳥。良い感じで疲労抜きができたと思います。

その後はご覧の通りで、ランオフ多めのジョグ主体な感じ。
これね、無理せず徐々にペースを上げて行く・・みたいな事じゃなく、実は理由があって、




単に寒過ぎて起きれないから(笑


寝る前は、「よっしゃ!明日は長いの行ったるでー!!」と気合い十分なんですが、5時にアラームが鳴った所で、寒過ぎて起きれず (゚o゚;) ハッ と気づいた時には、6時過ぎてて慌てて起きて走りに行っても、ケツ(門限)が決まってるので、せいぜい1時間走れれば良い所。こんな事じゃダメなんですが、睡魔&寒さの野郎・・ナカナカ手強いです(^^;


トレーニングに関しては、ダニエルズに復帰というよりも、平日1回、週末2回のポイント練習と、それ以外は体調を見ながらジョグorランオフ・・・と言った、オーソドックスなものにして、ポイント練習の内容も、坂道インターバル/ビルドアップ/ロング走の3つを基本として回して行くシンプルなものにしようかな?って思ってます。てか、


スケジュール考えるの面倒臭ぇ~(笑


またその気になってきたら、その時にでも細かい計画立てりゃエエかな?と思ってます。
むしろ、年末・年始の「暴飲・暴食」を如何に回避するか?の方が、下手なトレーニングより効果的だと思うのは、オレだけですかね?(笑)てか、これ、めっちゃムヅいんですが・・・

向こう2週間だけでも、レコーディングダイエットはじめよっかなー とか言ってみたところで、結局無駄な抵抗に終わるんよね。だって、毎年そうやもん(笑)。なので、今回も沢山食べてその借りをランで返す・・・そんな感じになりそうです。


奈良マラソン、総括しておきます。


今年で3回目の奈良マラソン。今回は選挙と重なっててどうなるか?な所、例年通り素晴らしい運営で、全く問題なく「いつもの楽しい奈良マラソン」でした。関係者の皆さん、沿道で応援してくれた皆さん、本当にありがとうございました!!

さて、個人的な総括に入って行きますが、
先ず、


そもそも出て良かったのか?


一週間前まで入院してて、退院後数回軽くジョグしただけで出場。ちと強引だったかな?一般的には「DNS」がセオリーだと思います。

が、出ると決めた以上「絶対セーブして走ろう」と思ったし、それをキッチリ守って走れたのは、ペース上げて行きたい所をグッと抑える良い訓練になりました。また、セーブしてたが故に、35キロからペース上げて走り切れた事を考えると、ネガティブスプリットの成功体験になったと思います。


次に反省点ですが、今回は色々あります。

先ず、乳首の件。コレ最悪やったね。絶対に忘れたらアカンやつ。これをやらかしてしまいました。厳密には、普段はコストパフォーマンスの都合、絆創膏でなくガーゼ等を止めるテープを使ってます。で、このテープは持参してたけど、寒さのあまり着替えを急いで結局貼るのを忘れたと。コンプレッションのインナーを付けてると問題ない場合が多いんですが、大会ではあんまりコンプレッション着ないんですよね。結果、擦れて痛みが出ると。対策としては、もう家出る段階で貼っておくぐらいで十分かと。忘れる事を思えば100倍マシです。次のレースから実践します。


次に腹巻。腹巻そのものはカナリ良かったと思います。腹痛の心配ゼロやったしね。しかし、便宜上腹巻の中に補給食を入れておいたんですが、温まったせいもあって、中身が若干固くなって摂取しづらかったとうのがありました。腹巻便利だし、収納容量もなかなかあるんですが、口の中に入れるものは避けた方がよさそう。


靴ひもの結びについても、新たな発見。
走った後、右は無傷 左は甲が痛い って状況でした。「ちょっと、左キツく締めすぎたかな?」と思ってたけど、一夜明けて、今度は右足の指が痛んでる事に気づきます。結局、右だけ2本赤爪になってました。非常に繊細は話ですが、結び方の強度によって、緩すぎると靴の中で足が動いて、結果指が痛くなる。キツ過ぎると甲が痛くなる。ので、その合間のベストな結びを研究せにゃなりません。


筋肉痛になった箇所も、ざっくりと ふくらはぎと大腿四頭筋 の2か所。これって、おしりとハムが使えてないって意味なのか?はたまた、フルにもなると流石にこの辺の筋肉は使うのか?わかんないですが、恐らく前者だと思います。フォーム改善の課題です。


反省ばかりもあれなので良かった点も。
駆け込みで買ったダイソーの100均雨カッパ。

ダイソー レインジャケット大人用

手首を締めるボタンがついてたり、肌触りが良かったりで、着てても邪魔にならなかった。これはリピート確定ですわ。


あと、今回はじめて導入した餅。これ、今回は途中のエイドで食べまくってた分、ぶっちゃけ、良くわかんないです(笑)。餅を走る前に食べて、途中補給食なし&エイドでの給食なしで走ってみたら、その是非が分かるかも知れません。調理の方は、初めてにしては良かったものの、まだまだ改善の余地はありそう。


こんな所かな?
とにかく、走ると色んな事が起きるので、経験値上がります。これらの失敗を無駄にしないよう、次のレースからしっかり対策していきます。それより、何より、今は『退化した体力の復旧』これがすべてかな?


ぼちぼち頑張ります!



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