戌夜のランナー

テレビにらめっこ世代のランニング備忘録

2014年11月

風邪が長引いてます。微熱と弱い頭痛が続いてます。
本当は安静にしとかにゃいけない所、家族サービス頑張り過ぎたかな?

嫁からは
「いっつも走ってるし、強いんちゃうん?なんで風邪ひくん?」
なんて突っ込まれます。トレーニングしてると、体力は上がるけど、免疫力が下がるから風邪ひきやすくなるんやでー って言っても中々伝わりません(笑)まぁ、そんなもんですわ。

一方で、オーバートレーニングについても考えときます。今月に入って、フル1本と、ハーフと3時間LSDのセット練、共にテーパリングなしの練習として走ったりしてました。その疲労が、一庫を終えて一息ついた所でドッと来たのかもしれません。そう言う意味では「休息管理」が甘かったなー、と。


ちょっと小休止ですね。養生します。


さてさて、3連休です。
神戸だの福知山だの筑波だの、メジャーな大会が目白押しの今週末・・・ですが、奈良までレースが無い身としては、じっくりと走り込みをする絶好のチャンス!この3連休の成果を、とくとご覧あれ!!!!



11月22日(土) LSD 130分
11月23日(日) ランオフ
11月24日(月) ランオフ




風邪ひいちゃいました(ノ∀`)



って事で、絶賛「ランオフ祭り」開催中でございます。
ウチの坊主が先週からゲホゲホとやからしてまして、キッチリ貰ってしまった模様。うがい・手洗いは人一倍やってるんですがね・・・。家内感染ならしゃーないか、と。

まぁ、考えようによっちゃレースの無い週で良かった!良かった!脚にも良い休養になったし、と物は考えよう。お陰様で、38度以上あった熱も、さっき計ったら36'7まで下がってたし、明日も1日様子見して、明後日から仕切り直ししたいと思います。



で、週末はと言うと、高熱の所鞭打って滋養強壮剤ガンガンに飲みながら、全身全霊で家族サービスをやってました。冗談抜きでフル完走よりキツかった(^^; 正直に「しんどい」って言ってしまえば、休ませてくれるとは思うんだけど、折角の休み、折角の連休、家の中でビデオ見させておくのが忍びないというか・・・。この辺は、世のパパさん達ならわかってくれる筈(だよね?)


でね?走ってない時は走って無いなりに、色々考えるんですよ。

■GPSについて
過去なんべんか書いてますが、今はNikeのGPS使ってます。コイツを買った理由は
・Nikeが継続できる(それまでスマホのNikeアプリ使ってた)
・心拍が計れる
・安い
この3点。
でも、お世辞にも高機能とは言えず、ガーミンだのEPSONだの見てるとランニングに特化した色んな機能が充実してて、気にならない方がおかしいというか・・・。

Nikeに関しては、不満が無いと言えばウソになるけど、工夫次第で十二分に戦力になるし、そもそも折角買ったし1年は絶対、できれば2年使おうと思ってたけど、ここんとこの円安傾向で輸入品の値上げが出始めてる事を考えると、ここらで乗換を検討する時期じゃねーか?と。早ければ、今週にでも何かしらの決断に至るかもしれません。

■フォームについて
それは「唐突に」やってきた。家族サービスの真っ只中、息子と鬼ごっこをしてた時の事である。待て待て~と、無邪気に息子を追いかけてた時に、


あっ!ひょっとして、コレか!?



知ってのとおり、ランニングフォームを文字で表現する事は「至難の業」と言うか実質不可能に近い事とは思いつつ、なんかねビビッと来る何かを感じたワケですよ。脚を回遊させるとか、ミッドフット着地とか、骨盤前傾とか色々言うじゃない?その辺の「セオリー」がピッタリ来る何か・・・なんて言ってもわかんないよね。自分で書いてても、こりゃ文字には起こせんわwwwwって思ってるもん(笑)


とにかく、次のステージに向かう「何か」を感じたような気がするんですが、問題はこのフォームを定着させ、自分のものにするにはどれくらいの歳月を要するんだろう?ってぐらい、今の自分のフォームとはかけ離れたものって事だけは確かって事。奈良なんて到底間に合う筈もなく、今シーズン本命の篠山でさえ難しいんじゃねーの?ってくらい『根本的』な改良が伴う変更。


勇気を出して着手するか?、ここは大事を取って見送るか??


着手しても実は失敗かもしれない、かえって悪化する可能性もある。今シーズンの数レース、フル・ハーフ何れも「自己ベスト更新」と良い方向に結果が出てる。あえて冒険する理由ってあるのか?・・・考えれば考える程「やめとけ」って回答しか出てこない。でも、


その先へ、


   もっと先へ


行くなら、行きたいのなら、失敗を恐れずやってみるのも1つの道じゃねーか?とも。そう、きっかけはいつも「唐突」なもの。誤解を恐れずに言うと、これは「神が舞い降りたサイン」と受けとめてみるのも良いかなー、なんて真剣に考えちゃったりしてる。


真面目に一生懸命やってる人にだけ、神様は何かしらのサインをくれるんだよ。


ドラマだったか?小説だったか?何かでそんな話を聞いた事がある。ウソかもしれないけど、物凄いステキな話やと思うんよ。だから、今はそれを信じたいし、信じてみようかな?ってね。風邪ひいて熱だして頭ボケてるんちゃう?かもしれんね。


具体的にどうするとか何も考えて無いし、どうすれば良いのかサッパリ分かってないけど(笑)、とにかく感性に身を任せ「これかな?」って走りをやってみようと。先ずは、水曜のランニングで、どう感じるか?ってトコからはじめてみよう!


川西一庫も終わって、一段落って所。
今週は、月曜に回復走して、火曜、水曜、とランオフ。
火曜のそれは計画してたものですが、水曜のそれは


思いっきり、寝坊して走れんかった(ノ∀`)


てか、これからもっと寒なるもんなー。
ヌクヌクの布団との戦いが待ってますよと。


んで、今朝はインターバルやってきました。
一庫の結果でVDOT見てみると「43」だったんで、奈良までは43基準で練習してみる事に。
んで、43のIペース見てみると、『4'27"/km』 とあります。


め・・・

  めっちゃキツイやん!(・∀・;)


普段4'30"以下なんかで殆ど走った事ないし・・・。
でも、それくらいの負荷かけやんとアカンのでしょう。
しのごの言わず、やってみました。


LP DIST   PACE  HEART  (REST TIME)
------------------------------------
01 1.05KM 4'47" 167BPM (3:30 127BPM)
02 1.10KM 4'40" 165BPM (2:44 128BPM)
03 1.14KM 4'36" 172BPM (2:29 130BPM)
04 1.27KM 4'49" 164BPM

ダニエルズさん曰く、「1,000mのうち最初の3割くらいはVO2MAX到達のための加速で、残り7割がホンマの意味でのVO2MAXランニングやでー」って言うてはるんで、1km“平均”で今回の目標である4'27"を下回ってるんはエエんやけど、それを差っ引いても


4'27"なんて、無理!(>_<)


出そうと思えば出せるけど・・・、4'35"以上のペースで走ろうと思うと、今のスキルでは脚力を動員して走らんとダメで、それって無酸素運動の領域なんちゃうの?と。そうなると、このトレーニングの目的が達成できなくなるんで、それ以上出しちゃダメと。この辺は大いなる課題として、長い目で見てコツコツ攻略していくしかないですね。

なかなか上手い事行かんなー。



さて、総括です。
川西一庫マラソン。初参加でしたが、一言で言うと

(・∀・)イイネ!

規模的には、良い意味で「こじんまり」してて、適正人数な印象。
トイレの数は決して多く無いけど、人数なりの個数が設置してあって十分。
ゼッケンも事前に送付されて来るので、当日受付の手間が皆無で楽ちん。
アップダウンはあるが、全体的にはフラットな飽きの来ないコース。
必要にして十分な給水所の数。
3,500円とリーズナブルな参加費。

参加賞が(今年は)ネックウォーマー ※毎年変わる?

ゼッケンの下2桁抽選など、お楽しみイベント盛りだくさん!
そして、

古田敦也氏にも会えるヨ!

と、良いトコたくさん!
神戸や福知山と言ったメジャーなフルマラソンの時期だけに、あまりスポットを浴びる事が無い大会なのかも?ですが、本当に良い大会だなー、と。機会があれば、また参加したいと思います。


次、個人的な総括。

・坂道練習
→今回の主目的。坂という坂で、徹底してフォーム意識して、そして「意図的におおげさに」オーバーアクションで走ったりました。
結果、今までの苦手意識って何やったん?ってくらい上手く走れた!もう、坂道大好き!(単純(笑
ちょっと自信ついたけど、未だ粗い面が多々あるので、坂道練習はできれば週一くらいで継続していきたなと。

・事前準備
→情報が無いなりに、もっと調べようあったように思える。ただ、前日の3時間LSDとか、ブラックサンダーの検証とか、小さい事でも次に繋がりそうな「何か」が準備できたのは良かったかな?

・ペース
→今回の場合、ペースに重きを置いてなかったし、ざっくり「Mペース」みたいな感じだったけど、ずっとキロ5で押せたし、最後上げる余裕もあったし、44分台でフィニッシュできたし!てか、ひょっとして前日3時間LSDが良い意味で作用したって事だったりする??

・お試し
色々と試せました。

→ライトレーサーTS3&タビオ レーシングランエアーの組合せ
淀川で課題だったライトレーサー。今回、靴下をタビオに変えて再チャレンジ!・・・した結果、「全く問題なし!!」まぁ、ハーフだからってのもあるかもですが、同じ靴とは思えんくらい快適でした。やっぱ、靴下って大事やわぁ~。奈良はこの組合せで行こう!

→ブラックサンダー
レビューでも書いたように「大失敗」。でも、給水と同時に摂ったり、のんびり完走が目的のレース等では、一転「アリ」かもね。

→塩タブ
まぁ、淀川で攣った際の反省として、早めに摂取する「クセ」をつけようと、5キロ、10キロの2か所で摂取。ハーフなんで、要ったか?と問われると微妙ですが、あくまで習慣づけが今回の目的。以後のレースでも、5キロ毎に摂取していくつもり。

→ウェア
今年初めてノースリーブのランシャツを登場させました。想定以上に気温上昇した気がしましたが、快適でした。あと、グローブも導入しましたが、流石にコッチは5キロ過ぎで外しました。



総じて良い感じだったかなーと思うんですが、その中でも一番「この時期に、このレース入れといて良かったー」って思った。
淀川の次が奈良だと、課題を検証する間もなく年内の本命来ちゃうけど、1つこう言うレース入れておくと、仮に淀川でシューズの事でモヤモヤが発生しても、ソックス変えたり、別のシューズトライしたりで、何かしらの調整できるやん。これがデカイ!

これらの調整を生かすべく、次の奈良では思い切り暴れてやりましょう!


淀川から2週間。あっと言う間に川西一庫がやってきました。
この時期にハーフを入れたのは、奈良までの間に1つマイルストーンが欲しかったのと、川西一庫が「適度なアップダウンのあるコース」との事らしいので、奈良の練習って意味合いがあります。


○レースまで
5時起床。
朝食はごはん、みそ汁、シーチキン
身支度&荷物の最終チェックを済ませて6時前に家を出ます。

会場に着いたのは、8時前。
とりあえず、ランパン&靴下の後々面倒な着替えだけ済ませて、軽く会場を散策。するも、こじんまりし過ぎて10分程ですべてチェック完了!(笑
てか、気温が3度くらいしかなくガクブルだったので、ギリギリまで着替えを躊躇して、9:40頃まで更衣室内で服着てウダウダしてました。
結果論ですが、この大会の規模だともうチョイゆっくり会場入りしてもよったかな?

9時過ぎに開会式がはじまり、お偉いさん方の挨拶の後「それでは皆さんお待たせしました!」の合図とともに、川西名誉市民の古田敦也氏が登場!やっぱ話すん上手いなー、トーク慣れしてるなー、とひとしきり感心して、徐々に戦闘モードへ。

○レース目的のおさらい
・フル後半の脚づくり
・坂道の練習(登り・下り共)
・ダニエルズで言うMペース走になれば
・各種検証(シューズ、補給食、etc)

○スタート前
10:00前に整列開始。「1時間30分切り」から10分刻みでプラカードがあって、「1時間50分切り」に並びます。(最初、勘違いして1時間40分切りの所に並んでたのはココだけの秘密(笑))ハーフの規模が1000人程度なので、この方式でも全然大丈夫。むしろ、割り込み云々もなく、合理的に思えました。

○コース図(給水所ポイント入り)


○スタート~5km
5'11"-5'19"-5'15"-5'02"-5'10"(25:58 - 5'10"/KM)

そしてスタート!
スタート直後に結構な上り坂。いきなり頑張っても仕方ないので、ちんたら登ってスローイン・・・って、このスローペース俺だけ??なんかめっさ抜かれるんですけどー。てか、坂が終わった後もガンガン抜かれて「もう、オレ最後尾じゃね?」ってくらいに。流石にペース上げたくなったけど、これでもペース5分弱だし、ここはグッと我慢の子。

○5km~10km
5'14"-4'37"-4'59"-4'56"-5'09"(24:55 - 4'58"/KM)
最初の折り返しを過ぎて、落ち着いてきたところで若干ペース上げて、5'00"くらいに。ほんの10秒程で、抜かれる→ジワジワ抜く展開に。5kmを超えたあたりで、塩タブを1つ口の中に放り込みます。いわゆる攣り対策。早め早めに手を打っておこうと。てか、景色めっちゃ綺麗!!アゴ上げちゃダメだけど、ついつい走りながら見とれてしまいます。

○10m~15km
4'42"-4'58"-4'59"-4'59"-5'09"(24:47 - 4'57"/KM)
キロ5ペースでひた走ります。てか、アップダウン結構あるんですが、事前練習が効いたのか、登りで抜いて、下りで抜いての無双状態に突入!ただ・・・すべての下り坂で「坂道に逆らわず、ピッチを速くして駆け抜ける!」を実践していたんで、その辺の衝撃なりが終盤にツケとなって出てこないか?それだけが心配でした。

○15m~20km
4'43"-4'49"-5'07"-4'47"-4'53"(24:19 - 4'52"/KM)
最後の折り返し以降、下り基調の区間も多くペースが上がり気味。(※決して意図して上げたタイムじゃないです。)16キロ過ぎた所で、ラストスパートに向けての補給食。


ブラックサンダー

ブラックサンダー!

スーパーで息子がお菓子選んでる時に、ふと目が行って「マラソンに使えるかな?」と。ねちょねちょのジェルより絶対美味しいし、これが使えたらかなりエエかな思て。善は急げ!で、早速レースで使ってみた所・・・




大失敗(ノ∀`)


口ん中、ぱっさぱさですわ。美味しいんは美味しいんやけど、唾液の生成が追いつかないというか・・・。どれくらいパサってるかと言うと、口の中に入れた黒雷が「飲み込めない」し、飲みこんでも「喉の奥に居座ってる」感じ。。。

当然苦しいんですが、この苦しさから派生して『心肺』の方がキツくなって来ます。過去、脚がキツなった事はあっても、肺がキツなったんははじめて。奇跡的に給水所が現れてなんとか持ち直せたけど、ここで水分が無かったら完全に終わってたかも・・・。


○20m~FINISH
4'18"-0'42"(5:00 - 4'58"/KM)

最後は来た道の戻り。そう、最初の上り坂を今度は一気に駆け抜けます。すると、最後はダムの上の直線。後ろに足音が迫って来たので、上げるつもりなかったけど、最後だけ「流し」っぽい格好になってフィニッシュ!(1時間44分台)。



ゴール後は、計測タグを外してから軽くジョグを5分程。その後、トイレに寄ってから完走証を発行して貰って、着替えて帰路につきました。



総括編につづく

 

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